うなぎの種類で味が違う

そもそもうなぎには大きく分けて国産、中国産、台湾産の3種類があります。高級で高品質なイメージの国産うなぎというのは、アンギラ・ジャポニカ種と呼ばれるうなぎです。つまり一般的に「日本うなぎ」と呼ばれているものです。全体的に細身で身が少しかためなのが特徴です。無駄な脂が少ないので臭みがあまりなく、さっぱりしています。
中国産うなぎはヨーロッパウナギと呼ばれているアンギラ・アンギラ種が主です。太くて短い体で、脂が多いのが特徴です。脂が多いため非常に柔らかいのですが臭みが出やすいという特徴があるためきちんと調理しなければおいしく食べることができません。

台湾産のうなぎは実は日本と同じアンギラ・ジャポニカ種です。日本産とほとんど違いがないのに人件費が安いため安価で手に入ります。そのため日本の輸入うなぎは約80%が台湾からの輸入に頼っています。比較的安価ですが国産うなぎと同じで味がおいしいのが特徴です。

このように同じうなぎでも産地で主となっているうなぎの種類が違いますし、味わいも違います。しかし蒲焼であれば炭火で焼くことで余分な脂が落ちるため、どの産地のうなぎでも大差を感じることなく食べることができます。

おいしいうなぎのお店を選ぼう

うなぎというのは決して安価ではありません。そのためわざわざうなぎのお店に食べに行って失敗はしたくないものです。こうした失敗というのは大体お店の外観の雰囲気で選んでしまうから起こる場合がほとんどです。店構えがしっかりしていて上品な雰囲気を醸し出していればどんな料理もおいしそうと感じますし、その上安ければ申し分ありません。しかしそのような選び方ではおいしいうなぎは食べられません。

おいしいうなぎのお店というのは写真だけでも分かります。おいしいうなぎというのはなんといってもその身の柔らかさにあります。炭火で焼いたところでその柔らかさというのは損なわれないので、写真を見てもふっくらとしているのが特徴です。表面にざらざら感があり、端の薄い皮まで伸びているものは中まで火が入っていて柔らかい証拠です。それに対しかたいうなぎは皮がかたいため焼いたときに皮側にくるっと巻いてしまっています。
好みは人それぞれで柔らかいものがいいという人もいれば、身が締まっていて比較的かためが好きと言う人もいます。そのため柔らかいうなぎとかたいうなぎの特徴さえつかめていれば、店頭にあるうなぎの写真からだけでも好みのお店を選ぶことが可能です。