うなぎのにおいについて

うなぎが嫌いという方の中には、そのにおいを嫌がる人も多いです。しかしながら、本来うなぎというのは臭みはなく、クセのない魚なのです。とはいえ、この業界でのクレームのダントツは臭み。泥臭さやかび臭さを訴えてきます。なぜこのようなにおいが付くのでしょうか。

彼らが生活する場所というのは水の中。濁った、バクテリアが繁殖しているような水の中で生活する中で臭みがしみこんでいくということです。お店で購入したらとにかくお値段が高い国産品だからこそ、釣って食べればと考える方もいるでしょう。実際に東京の川にでもうなぎは生息しており、素人でも釣ることは可能だと言います。ただ、それを捌いて調理したとしてもお店の味を手に入れることはできません。ドブ臭さが凝縮された強烈な臭みはスーパーの安いもの以上でとても食べれたものではないのです。

美味しいと言えるお店とスーパーと自分で釣ってきたもの、同じうなぎでも臭みがまったく違ってくるのは、釣る場所にもよりますが、その後の下処理のやり方も大きく関係してきます。きちんと処理されたものだからこそ、ドブ川で育っていてもそれを感じさせないおいしいうな丼が食べられるのです。

臭み消しの方法について

処理方法としては、専門用語で立て込み・ドロ抜きというのがあります。
立て込みとは流水にさらすことです。表面についたバクテリアやドロを完全に落とすことで臭みを取り除くのです。

たとえ、表面がきれいになっても、その水の中で暮らして、毎日その水を飲んでいる以上はうなぎの身体に泥臭さというのは染み付いてしまっています。そこで大事なのがドロ抜きという作業です。きれいな水の中に数日間生かしておくことで、体内の汚れを取り除くのです。最低でも3日くらいはやっておくことで体内にあったえさやドロが排出されます。

スーパーで購入のすでに調理されたものだとこういった作業は難しいです。水洗いすることでタレについたその臭みをタレと一緒に洗い流したり、お酒を振りかけたり、牛乳に15分くらい漬けたり、さまざまな処理法が紹介されているので試してみてもいいでしょう。たとえ天然物ではなくても高くてなかなか普段から食べることができないうなぎだけに、どうすれば安くてもにおいを気にすることなくおいしく食べることができるか、多くの方が試し、インターネットなどで紹介しているのです。もちろん、名店と言われるお店の味をたまには食べてみるのもよいでしょう。