夏バテを防ぐうなぎに含まれる栄養素

昔から、土用の丑の日にはうなぎを食べるとよいと言われてきました。日本では古くからうなぎは、薬として用いられてきたとされています。その理由としては、豊富に含まれる栄養素です。特に注目される栄養素は、豊富に含まれるビタミンAでありその含有量はとても多く、蒲焼き一人前で1日に必要とされる、ビタミンA摂取量の3倍の量を摂取することが出来るのです。ビタミンAは、細胞ががん化するのを防ぐ効果があり、免疫力を高めることが期待できます。そのほかにも、ミネラルやビタミンB群などの栄養素が含まれています。

ミネラルには、体の機能を正常にする働きがあります。たまビタミンB1には炭水化物をエネルギーに変える働き、ビタミンB12は血液を作る働きなど、スタミナがつき夏バテ防止に効果が期待できる栄養素なのです。そしてうなぎには良質なたんぱく質が豊富に含まれます。一尾あたりに含まれるたんぱく質は36.8gと非常に多く、肉類と同じくらいたんぱく質源として優秀な食材なのです。この良質なたんぱく質を摂取し、筋肉トレーニングや日常的な運動で健康的な筋肉を作ることができ、スタミナのある体を得ることができます。しかしうなぎには、ビタミンCや食物繊維は含まれていないため野菜などと一緒に摂取することでバランスを補うことが大切です。

脂っこいイメージのあるうなぎ

脂質が多く含まれ、高カロリーで太りやすいと思われがちな食材ですが、うなぎの油は健康によいとされる不飽和脂肪酸が多く、様々な効果が期待できるのです。1つ目は、血液をサラサラにする効果です。不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールの働きを抑制して血液をサラサラにする働きが知られています。そのため心筋梗塞や脳梗塞の予防が期待でき、高血圧の方には特にオススメの食材になります。2つ目は、肌の老化防止効果です。老化防止のビタミンと言われるビタミンEが、うなぎにはたくさん含まれています。

酸化の進んだ細胞はサビになり、老化へとつながります。ビタミンEには、老化の原因とされる酸化を防ぐ抗酸化作用を抑える働きが知られているのです。そしてうなぎの皮には、美容に良いとされるコラーゲンがたっぷり含まれます。コラーゲンには、髪の毛の健康や骨密度が高くなり骨が丈夫になるなどの効果が知られています。ほかにもうなぎには頭が良くなる、ダイエット効果があるなど多くの働きがあるのです。このようにうなぎには多くの優秀な栄養素が含まれることから、スタミナがつく食材として昔から注目されてきた食材なのです。暑い夏を乗り越えるためにも、うなぎを食べて元気に過ごしましょう。